手ごわい五十肩

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この方も定期的に通われている方なのですが、今回の主訴は以下の通りです。
1、2月の下旬から左腕を挙げると、左肩・左腕が痛む
2、最近は座っていても、歩いていても右肩~指先までしびれる
3、3月に風邪を引いてから、右首、右肩が痛む。

3月の終わりから、週に3回整形外科で首の牽引と、両方の肩まわりに電気治療をしているそう。
医師の先生からは左肩はもう治らないかも、と言われたり、これならよくなるかもしれないと言われたりと、ご本人様もだんだん自分の症状に対して不安になってきてしまったそうなのです。
今年の2月に頸椎にとげがあると医師に言われ、それも影響しているのかもしれないとのこと。
元々この方は頸椎狭窄症があります。
最近2週間くらいは痛み止めも飲んでいないようです。

早速左腕を挙げてもらうと(写真上)ある程度のところまでは腕が上がるが、左腕・左肩に痛みが出てしまう。
特に左手を腰に回す動作(写真下)はつらそうでした。

治療時はまず、左肩上で横になっていただき、首肩周り、肩甲骨後面、脇の下、背中から腰まで圧痛をチェックしました。
先ずは後頭部に浅く極細鍼を1本刺鍼。
続いて、左腰に1本刺鍼したら左首や背中、腰までの痛みが緩和してきました。
その後左耳の後ろにも軽く鍼を刺し、この方の左腕を動かしてみると、少しずつ動かせる範囲が広がってきました。
更に左側腹部に1本刺鍼しながら、再度左腕を動かしてみると、先程よりもかなり左腕が動かせるようになりましたし、左肩の緊張もどんどん取れてきているのがご本人様も実感できるようでした☆
後頭部に最初の鍼を刺してから、全部の鍼を抜くまでに25分かけましたが、このように肩の気になる部分に鍼を刺さなくても、肩を動かしたときの肩や腕の痛みはかなり緩和してくるのです。
しかも、身体の右側には一切鍼をしていないにも関わらず、右首や右腕の症状がなくなっているということで驚かれていました!
この方の場合は、左肩や左腕の辛さをかばうために、右首にも負担が来ていたものと思われます。
早く良くしたいということで、次回の来院は1週間後に取られました。