この方は65歳女性。
今回の症状は
1、右膝を組んだり、ふとした瞬間に右膝の内側が強く痛む。
2、腰のベルトのラインと臀部が左右交互に痛む。
3、手の両拇指球の痛み(左3:右1の比率)
また、過去にはこんなことがあったそうです、
1、40代後半に右膝に人に乗られた影響からか、右膝内側が今でも痛む
2、数年前から両方の股関節に違和感を感じる
3、52歳の時に小さな脳梗塞がたくさんあると診断される
今はだいたい週1回治療に来られている方で、頸肩腰部、下肢などの整体、全身に鍼治療をして症状の改善を図っています。
また、この方は頸椎脊柱管狭窄症もあるため、肩背部、背部の緊張も長く続いています。
先ずはうつ伏せになっていただき、後頭部の脳戸というツボの周囲に極細鍼を1本刺鍼、
さらに腰の左右にある帯脈、右第5腰椎周囲に灸頭鍼(鍼を刺してそこにお灸を載せて中まで温めます)、それでも左手の拇指球や両臀部、右膝裏・右膝内側、下腿後面の圧痛が全部はとれなかったのですが、
これはやはり腰のねじれ(反時計周りのねじれ)が強く関係しているのではないかと思い、
左の第5腰椎周囲にも灸頭鍼をしたら上記の圧痛がほぼ全部消失!症状も大部分改善。
最後に写真にあるように左に傾いていた上体が、まっすぐにもなりました。
このように骨盤のゆがみや側弯症でも、5本以下の鍼治療でここまでゆがみを改善させることもできます。
ですので、お身体のゆがみが原因でおきている痛みなどもお気軽にご相談ください。
注意)この方の場合は5本目の鍼で圧痛点がほぼ全部消えましたが、これは年齢の影響と全身に症状がわたっていることも原因だと思われます。
鍼を2、3本刺すだけで圧痛点がどんどん消えていく方も多くいらっしゃるので、なかなか取れない痛み等は是非当院の鍼治療をお試しください。
誠心誠意治療させていただきます☆
お電話ありがとうございます、
塚田鍼灸院 でございます。