花粉症による眼の痒み、腰痛(アレルギー性)

 

スギ花粉

今回は合気道仲間が来院!

いつも切磋琢磨しながら稽古している仲間なので、治療にも熱が入りましたね。

先日稽古の際に、塚田さん~、最近腰痛がして怖いんですよね・・・と相談されました。
それから数日して来院。
今回の症状は、
1、昨年末から腰を反らすと腰部に怖さが出る
2、仕事柄ずっとマウスを使って作業をしているのもあり、右腕の痛みがある
3、首と肩の凝り、頭の重たさ
それ以外に今年の1月~目のかゆみが強くて・・・
とのこと。
こういう症状の方が整骨院などに行かれたら、肩とか腰・背中に電気を流したり、腰に鍼をしたりすると思います。
僕も整骨院時代にいやいやそういう治療をしていたので
自分のやりたい治療をしたくて開業したというのもあります!
まず、この方にベッドに腰を掛けてもらって腰部の緊張を確認するため、おへその横を指でゆっくりぐーっとおしこんでみました。
すると、腰部の中の方にある大腰筋という筋肉の緊張は全然強くなく、表面的な筋筋膜性の腰痛であると判断。
同時に首や肩周りを軽く押してみると、いてて・・・痛い痛い!とのこと。
手首にある外関というアレルギーの時に反応するツボがペコペコに弱っているので、アレルギー性の腰痛と判断。
ご本人も1月から眼のかゆみが出ており、スギ花粉や咳喘息があるとのこと。
早速、施術ベッドに仰向けになってもらい、腰には一切鍼をしませんでした。
なぜか??
それは、当たり前ですが脳から出ている神経は首を通って、胸部腹部、腰部などに行くので、まずは首肩の圧痛・緊張が取れなかったら、腰部の治療をしても意味があまりないからです。
治療の際に使ったツボは、おでこ、足首、手首など、最後に左の耳の後ろに鍼をして終了(合計7本の美容鍼を使用しました)

数十分後鍼を抜き、腰部を反らしてもらっても、右腕に力を入れて動かしても痛みがなく、頸肩の凝り・頭の重たさも取れました。
このように的確に治療する姿勢を選択して、正確に軽めの鍼治療をするだけで、身体はぐんぐん変わります。
✳ちなみに、1週間後の合気道の稽古の際には、腰痛は完治しているが、腕の痛みは少しだけ残っているとのこと。眼の痒みは忘れるほどで、たまに痒みを感じる程度になったとのこと。 また時間が出来たら来院されるとのことでした。

✳この方の口コミがこちらです。
https://s.ekiten.jp/shop_71030891/review/k_4155505/

塚田鍼灸院